もくじ
"おにぎり"が大好きな娘のために

2歳の娘は"おにぎり"が大好きです。
絵本やテレビでおにぎりを目にすれば「おにんに!(おにぎり!)」と叫び、折り紙を渡せばくしゃくしゃにしておにぎりを作りドヤ顔で見せに来ます。いないいないばあの「おにぎり ぽん!」という歌も大好きで、メトロノームのように頭を揺らしながら歌ってくれます。
娘はおにぎりの虜です。
そんな彼女のために母ができることは、そう。"おにぎり"を作ること。
しかしながら本物のおにぎりはそんなに好きではないようなので(おいっ)、今回はおにぎり"ディテール"のおもちゃを作ることにしました。裁縫初心者且つ娘のために作っただけなので適当さがすごいですが、制作過程を記録としてまとめてみたので参考になれば嬉しいです。
スポンサードリンク
フェルトおにぎり制作過程
型紙を作る
まずは型紙作り。今回は立体形の物を作るので、型紙を組み立てて完成した時の大きさ等を確認していきます。
娘のスケッチブックを一枚破り、おにぎりの型を作りました。

パーツはおにぎり1つにつき
- おにぎり表面×2
- おにぎり側面×1
- 海苔×1
- 具×1
の計5つ。(ごま塩は除く)
残念ながら私は「長さを計算して作る」という繊細さを持ち合わせていないので、おにぎりの側面や海苔の長さは組み立てながら調整していきます。

テープでダイナミックに留めつつ立体形に。おにぎりと具のサイズ感はこんな感じで良さげ。

海苔は片面しか外せない仕様。

お海苔を巻いた時に具がはみ出ていなければ合格。おにぎりと海苔をくっつけるマジックテープの位置なども確認していきます。
フェルトを切り抜く

複数のおにぎりを作るので、チャコペンで一気に型をとります。同じものをたくさん作る時は型紙があるとやっぱり楽ですね。

切り抜きます。
具を作って縫い付ける

おにぎりの具は
- 梅干し
- ツナマヨ
- 鮭
ということになっています。型紙の大きさを目安にそれぞれの形っぽく、梅干しなどはあえていびつにしながら切り抜きました。
それらとは別にごま塩も用意。黒の刺繍糸でごまっぽさを表現しています。
下準備をする
※下準備段階の写真を撮り忘れてしまったのでイラストでの解説です…
海苔の下準備

海苔は、黒のフェルト2枚を合わせて作ります。
下準備の段階では一気に全部縫ってしまわず、上下半分に分けて"おにぎりに縫い付ける側"のみ縫い合わせます。
もう半分はおにぎりの立体形を完成させてから、噛み合わせを見つつマジックテープを取り付けるために残しておきます。(言葉にするの難しい…!)
マジックテープの下準備

具のある方のおにぎりおもて面になる生地にマジックテープの土台を縫い付けます。
海苔の幅や見栄えを考慮した結果、マジックテープは具の両隣に取り付けることにしました。
立体形に縫い合わせていく

立体的に縫い合わせていく手順としては、
- 背面に海苔を縫い付ける
- 背面と側面を縫い合わせる
- おもて面を半分くらいまで縫う
- 綿を詰めて縫いきる
- 海苔側のマジックテープを縫い付ける
- 海苔を縫い合わせて完成
という感じです。


綿を詰めるときはパンパンに詰めてあげることをおすすめします。私が作ったおにぎりは綿が足りていなかったようで、マジックテープを剥がす時に凹んでしまいがちでした。失敗したーー。
その後、海苔同士を縫い合わせて完成。

ごま塩の方は、海苔を側面にぐるっと巻いて縫い付けます。
白いおにぎり表面に黒い糸で縫ってしまうと見栄えが微妙になりそうだったので、白い側面で立体を完成させた後、上から黒いフェルトを重ね、黒い糸で縫いつけました。

全部でけた!
適当さ、いびつさも愛嬌のうち。手作りの温かみを感じなさいよね娘!
付け合わせを作る(たくあん)
完成したおにぎりを並べたところ物足りなさがあったので、付け合わせのたくあんを作ることにしました。

パーツはこんな感じ。
立体的に縫い合わせたら完成です。側面はもうちょっと分厚くした方が良いと思います。
失敗談

作成開始当初は具の取り外しができるようにボタンを付ける予定でしたが、実際に作ってみると具が浮いてしまって見栄え的にイマイチだったのでこの案はボツに。
マジックテープなどでやってみればよかったのかもしれませんが、あまり複雑にしたくなかったので今回は具を本体に縫い付けるだけにしておきました。余裕があれば、具の取り外しができるようにしてみると楽しそうですね。
遊ばせてみたよ
前回作ったフェルト布絵本と共に、娘の誕生日にプレゼントしました。
フェルト製おにぎりを見た瞬間に「おにんにー!!」と言ってくれて好反応。にぎにぎするなどしておにぎりを堪能してくれたので母としても感無量です。(しかしたくあんは投げ捨てられる)

ただしおにぎりの海苔は全部取りたかったようで、全力で引きちぎろうとしてました。海苔は全部取れる方式にした方が良かったのかー。

おにぎりをお茶碗に盛るという絶妙なセンスも披露してくれました。気に入ってくれて何より^^
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回ご紹介したフェルトで作るおにぎりの制作手順は、裁縫ど素人の私の完全オリジナルなので、見る方が見たらツッコミどころが満載かもしれません。ですが、なんとか形になったので参考になる部分もあるかと思います。
実際に作って娘に渡してみると、海苔は取り外し可能にした方が良かったかもとか、綿はもっと詰めた方が良かったかもとか、改良の余地がたくさんありました。
これからフェルトおにぎりにチャレンジしよう!と思っている方は、私の失敗なども参考により良いものを作っていただけたら私も嬉しいです。(記事に説明不足なところがあったらすみません)
ぜひ、チャレンジしてみてくださいね!
それでは、また〜
あわせて読みたい
スポンサードリンク