将来的な子供の学力に影響してくる絵本の読み聞かせ。
幼児期の絵本の読み聞かせはとても重要ですが、絵本ならなんでもいい!と言うわけではなく内容の質もとても大事。その子に合ったものを選んであげたいと思いつつも、書店では子供がぐずってしまうなどしてなかなかじっくり絵本を選ぶことができないのではないでしょうか。
さて、そんな時に利用したいのが絵本の目録(カタログ)。目録であれば子供が寝た後などにじっくり目を通すことができるので、どんな絵本を与えるか大まかな目星をつけることができそうですよね。
そこで今回は、"子供の絵本選び"に役立つ目録をネットから取り寄せることができる出版社をまとめてみました。実際に定番絵本の多い「福音館」「童心社」「偕成社」の3社を取り寄せたのでそれぞれ紹介していこうと思います。
もくじ
カタログの取り寄せができる出版社3社
各社とも、ホームページにて選択した目録(カタログ)・パンフレットが届くようになっています。
★福音館書店

福音館書店から取り寄せたのはこちらの3つ。各年齢でどんな絵本を与えたら良いのかが解説されている「絵本の与えかた」、福音館の月刊で届く絵本についてのパンフレット「定期購読ハンドブック」、そして今回本命の「福音館の児童書目録」です。
福音館書店のパフレット申し込みはこちらから。(別サイトに飛びます)
「絵本の与えかた」という小冊子はPDFダウンロードが出来るようです。
目録紹介
「福音館の児童書目録」

絵本、科学の本、童話・文庫・単行本の項目に分かれて福音館書店の書籍がまとめられている目録。赤ちゃんから1〜3歳向けの絵本、国内外名作絵本などラインナップが豊富です。
全ページ白黒ですが、絵本の説明文が他社のものよりほんの少し詳しめなのが特徴。
福音館の代表的な絵本
- くつくつあるけのほんシリーズ
- せなけいこシリーズ
- ミッフィーシリーズ
- ピーターラビットシリーズ
- ぐりとぐらシリーズ
など
★童心社

童心社から取り寄せたのはこちらの3つ。
紙しばいの特色や演じ方などを知ることができる「紙しばいだいすき」、年齢ごとにオススメ絵本が紹介されている「童心社の絵本ガイド」、そして今回本命の目録「かみしばいと図書」です。
童心社のパンフレット請求はこちらから。(別サイトに飛びます)
目録以外の小冊子2冊はPDFのダウンロードも出来るようです。
目録紹介
「紙しばいと図書」

かみしばい、図書、キャラクターグッズの項目に分かれて童心社の書籍・グッズがまとめられている目録。全ページカラーで見やすいです。
童心社さんは紙芝居出版を多くされているようで、目録にもたくさん載っていました。紙しばいは、家で読むというよりは保育園や幼稚園など団体向けではありますが、家庭で読んでみるのも良さそうですよね。
童心社の代表的な絵本
- 14ひきシリーズ
- ももんちゃんシリーズ
- せなけいこシリーズ
- 松谷みよ子シリーズ
- 三浦太郎シリーズ
- いわさきちひろシリーズ
- 怪談レストランシリーズ
など
★偕成社

偕成社から取り寄せたのはこちらの3冊。長い間売れ続けている書籍が載った「偕成社のロング&ベストセラー」、国内外の文学作品やノンフィクションなどが載った「偕成社文庫解説目録」、そして今回本命の「偕成社図書目録」です。
偕成社のパンフレット請求はこちらから。(別サイトに飛びます)
目録紹介
今回取り寄せた中で絵本が載っている目録は以下の2冊。
「偕成社図書目録」

絵本、読み物、知識、偕成社文庫の4つの項目に分かれて書籍がまとめられている目録。こちらも分厚めでたくさんの書籍が載っています。
絵本は赤ちゃん向けから国内外のもの、一般向きのものまで揃っています。絵本の項目だけカラーになっているので、非常に見やすいです。
「偕成社のロング&ベストセラー」

その名の通り、偕成社のロングセラー&ベストセラーの書籍がまとめられている小冊子。赤ちゃん向けから小中学生向けまで、全ページカラーでまとめられています。
絵本は特に目にしたことのある名作揃いなのでサクッと絵本を選びたい時にはこちらの冊子を見た方が確実だと思います。
偕成社の代表的な絵本
- まついのりこシリーズ
- 新井洋行シリーズ
- きむらゆういちシリーズ
- 五味太郎シリーズ
- 松谷みよ子シリーズ
- ノンタンシリーズ
など
各社の目録に記載されている共通事項
自分の子供に合った絵本を探す時には、どの作者の絵本にするのか、何歳から読めるのか、どんな内容か、いくらなのか…などチェックしたい項目は様々。
今回取り寄せた3社の目録は全て、絵本を探す上で参考にしたい以下の項目がしっかりと記載されています。おかげで無駄な時間と手間をかけずに絵本選びをすることができそうですね。
- 絵本タイトル
- 作者名(作・絵・訳)
- 概要
- 本体価格
- 書籍サイズ
- ページ数
- 初版年(月日)
- 対象年齢
さらに各社とも、ジャンルやシリーズごとに分類されているので探しやすさも抜群。絵本選びのバイブルとして家に置いておきたい目録たちです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
絵本の目録は、幼い子供にいい絵本を選んであげるためにはとても有効な手段だと思います。
目録に載っている絵本全てを買い揃えるのは大変ですが、見て気になったものは図書館で借りてくるなどしてみるのも良いですね。読んだものは目録に印を付けていくと、どんな絵本を読んだか振り返ることが出来る上に「後から購入しよう!」と思った時にも探しやすいのでオススメです。
みなさんもぜひ各社の絵本目録を取り寄せてみてくださいね!
それでは、また〜!