1歳児、特に女の子はおままごとのおもちゃを切ったりお皿に乗せて遊ぶことが好きですよね。我が娘も1歳3ヶ月頃からお野菜とんとんに目覚め、今でも飽きることなく続けています。
けれど、お野菜とんとん=お料理だということは恐らくまだあまり分かってないと思います。
普段出てくるご飯が、どんな過程を経て食卓に登るのか。ママがキッチンに立って何をしているのか。
それを知ることも立派な知育の1つではないでしょうか。
今回はそれらの知育に役立ってくれそうな絵本をご紹介します。
おやさいとんとん
図書館で借りたことがあるこの絵本。おままごとの野菜をとんとんするのが大ブームの娘にぴったりだ!ということで購入しました。
登場するのはじゃがいも、人参、玉ねぎ、ブロッコリーの4つの野菜たち。
このお野菜たちが、お水で洗われる→切られる→煮られる→盛り付けられるの工程を経て、子供が大好きなあの料理へと変身します。
まだ、娘にとっては「大好きなお野菜とんとんが載ってる絵本」くらいの認識だと思われるけれど、楽しく読んでるうちに自然と流れを理解してもらえるといいなぁ。
文にリズム感があって、抑揚をつけてあげると喜ぶので読んでいる方も楽しいです。日本語のリズム感覚を養うのにも良さそうですよね。
娘は絵本を開きながらおもちゃの包丁を持ち出して、激しくとんとんするなど大変お気に召した様子です。
この本に期待していること
「おやさいとんとん」を通じて、身につきそうな能力を考察してみました。(半分は願望なのでこれらが養われるという保証はないデス!)
順序立てて考える力
お野菜を切る前に何をすべきか、切った後はどうするか、お料理が出来たらどう盛り付けるか。
お料理ひとつ取っても作業工程がたくさんありますよね。
この絵本を通して、複数の作業をどうこなすか、順序立てて考える力を育めたらいいなぁと思います。
自立心
ママがキッチンで何をしているのかを理解し、「私もやってみたい!」と思ってもらえたら嬉しいです。
そこから、料理以外の家事や大人がしていることに興味を持って「自分でやる!」という自立心に繋がっていけば理想的。
相手の目線に立って考える力
"料理をする"という概念を学ぶことで、「あ、ママ今お料理してるんだな。じゃあもうちょっと待ってみよう」と思ってもらえるようになったらいいなぁと期待しています。(「お手伝いしよう!」と思ってもらえたら尚嬉しい)
相手が今何をしているのか、どういう事情があるのか。相手の目線になって考える人間になって欲しいです。
まとめ:シンプルだけど知育にいいかも!
今回ご紹介した絵本「おやさいとんとん」は、野菜たちが料理される様子を描いた1歳児にオススメの一冊。
お料理が出来上がるまでの過程を学ぶことで、全ての物事には順序や工程があるのだということを知るきっかけになってくれればいいなぁと思います。
文章量やリズム感が1歳児にはちょうど良く、ほんわかとした可愛いイラストなのも素敵ポイントでした。
なんやかんや考察してみましたが、楽しく読み聞かせが出来ればそれでいいな、とも思います。
何よりも今の娘が一番どハマりしている遊びと関連が深いので、すんなりと絵本の世界に入ってくれたのが嬉しかったな(`・∀︎・´)
ママにも娘にもお気に入りの一冊となりそうです。
以上、書評っぽい何かでした。
それではまた~