1歳を過ぎた赤ちゃんは、いっちょ前にも自我が芽生えてくるお年頃。
これがしたい!
できない!
伝わらない!
自分の意思をうまく表現できなくて、泣いたり癇癪を起こしたり。
ママも赤ちゃんがどうしたいのか分からずイライラしてしまうこともありますよね。
そんな悩める赤ちゃんとママにオススメしたいのがベビーサイン。
ベビーサインで意思疎通を図ることは赤ちゃんにもママにも嬉しいことづくめ。もしかしたら、育児がちょっぴり楽になるかもしれませんよ。
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もくじ
ベビーサインのメリット・デメリット
ベビーサインを教えることで具体的にどんなメリットやデメリットがあるでしょうか。
主な効果は以下の3つ。
メリット
1.ママも赤ちゃんもイライラしなくなる
ベビーサインで意思を伝えることのできる赤ちゃんは、伝わらないストレスから解放されるため穏やかで育てやすくなると言われています。
愚図りが減って赤ちゃんの要求が分かるようになると、ママも育児がしやすくなりますよね。私がベビーサインを教えるようになったのもこれが目的でした。
2.語彙力が上がる
ベビーサインを経験した子どもは、大きくなってから語彙力のある子どもに育つそうです。
小さなうちからコミニュケーションをする喜びを知っているので、言語習得への意欲が高くなるんだとか。
大人でさえ、自分の言わんとしてることが思うように伝わらず、やきもきしてしまうことってありますよね。
自分の娘にはそんな無駄な苦労をして欲しくないので、小さなうちから語彙力を伸ばす手助けをしてあげたいものです。
3.健康管理に役立つ
ベビーサインには、体調に関する表現がいくつかあります。
喉が渇いたら「お茶欲しい」のサイン
眠たい時には「 眠い 」のサイン
体の痛みを「痛い」のサイン
など。
親では気づけないような異変もベビーサインで表現してもらうことによって、赤ちゃんの健康管理に役立てることができます。
デメリット
1.たまにしつこい
おやつやお茶など、さっき与えたにも関わらずベビーサインで何度も催促してくることがあります。
"ほら!これだよ、これ!わかるだろ?"と言わんばかりに、ベビーサインをしつこく見せつけてくるのでちょっと困りもの(^^;)
1歳の娘に教えたベビーサイン5つ
続いて、娘が日常的に使っているベビーサインをご紹介します。
どれも簡単に覚えることができるのでぜひチャレンジしてみてください。
おやつ
おやつのベビーサイン:左手をパーにして、右手でおやつを掴むような仕草をする

お皿(左手)からおやつを取るイメージです。
娘の場合は手の向きや動かし方がちょっと変だけど、十分伝わるのでこれで良し。
彼女はおやつの在り処を知っており、棚の前に行ってはこのベビーサインをします。ちょっと口寂しいだけですぐに催促してくるので若干うっとうしいとっても可愛いです★
お茶(お水)
お茶飲みたいのベビーサイン:人差し指を口元でツンツンする

水分補給させ忘れてることがあったら困るので、喉が乾いたら教えてもらうようにしました。
娘は、お茶ならいつでもくれる!と思っているようで、ことあるごとにこのベビーサインをします。
マグマグが目の前にあっても"お茶くれ"!
さぁねんねするぞって時でもこまめに"お茶くれ"!
お茶が欲しいというより、ママとコミニュケーションしたいだけなのかもしれません。
バナナ
バナナのベビーサイン:片方の人差し指をバナナに見立て、皮を剥く動作をする
娘の場合はまだ動作の意味がよくわかっていないようで、人差し指を立てて両手をぶるんぶるん振っています。


バナナのベビーサイン、覚えさせたはいいものの使用用途わからず。
みかんやりんごなどの比較対象があれば選ばせる時に使えるけど、果物は基本バナナしか置いてないので我が家では意味ない気がする〜。
バナナは庶民の味方です!
痛い
痛いのベビーサイン:両手の人差し指をツンツンとする
一人ETのポーズでツンツンすると言った方が伝わるでしょうか。
このベビーサインを教えたのは、どこかが痛い時に伝えて欲しいため。
外から見て分からない箇所で異変があった時、泣くだけだとすぐに気づいてあげられないからベビーサインで教えてくれれば…と思ったのです。
しかし!
私の意図とは別の解釈をしてしまった娘は、トラちゃんを滑り台から投げ落とし



床に叩きつけられたトラちゃんを傍観しながら痛いのベビーサインをするようになってしまいました。
娘氏サイコパス説浮上。
遊ぼう
遊ぼうのベビーサイン:両手の人差し指を立てて振る
娘と遊ぼう!という時や、娘が遊んで欲しい時はこのサインでやりとりしています。

このベビーサインはyoutubeでまゆお姉さんがやってたもので、娘は初めの頃"「遊ぼう」のベビーサイン"="この動画"だと思っていた様子。
しばらくはなかなか意味が通じませんでしたが遊びたい時もするように頑張りました(・∀・)
その他こんなサインもするよ
こんにちは、いただきます(ごちそうさま)、おいしい、バイバイ、シー(静かに)など一般的によく使われるジェスチャーもします。
この辺りはベビーサインに興味がなくても教えている方が多いかもしれませんね。
その他にも「そういえば、うちの子こういう時にこんな動作をするな。」っていうことがあったら、きっとそれもその子オリジナルのベビーサイン。
たとえ自己流でも親子間で通じればそれでいいんです。
書籍を買ったり教室に通うのはちょっと…という方は、自分でベビーサインを作ってみるのもいいかもしれませんね。
ベビーサインはいつからいつまで?
ベビーサインを教える時期:生後5ヵ月頃〜2歳前後
ベビーサインを覚えるようになるのは早くても生後5〜6ヵ月頃から。
まだ月齢の浅い赤ちゃんにベビーサインを教えるには根気が必要で、数ヶ月かけてやっと覚える、ということが少なくないようです。
我が子がその頃に覚えたのは"抱っこ"のサインのみで、他に覚えさせようとしてもお座りしたままふらふら揺れているだけで全然ダメでした。
当然ぷよこは根気よく教えるような気力を持ち合わせていないので、本格的に教えるようになったのは1歳過ぎてから。
1歳を過ぎるとモノマネが好きになってくるので、ベビーサインの習得も簡単でした。2〜3回やって見せれば覚えてしまうので子供ってすごい。
参考にした書籍
ベビーサインの書籍を探していた時に出会ったのがこちら。
人物、動物、果物を表すものや意思を伝える動作など、小さい子がよく使いそうな言葉を中心としたベビーサインが載っています。
どんな時にこのサインを使うといいか解説がついているので、意味を納得して教えることが出来ます。
イラストではなく写真な点が分かりやすくてGOOD。
「ベビーサインを教えたいけど教室に通うほどでもないかな…」という私にはありがたい書籍でした。
ベビーサインでニコニコ仲良し親子に!
言葉が話せない赤ちゃんの育児は、どうしても母親→赤ちゃんという一方通行な接し方になってしまいがち。
それがベビーサインを覚えることによって、赤ちゃん→母親へも意思表示をすることが出来ます。
「こうしたい!」という気持ちを表現できることでぐずりが減り、ママもストレスから解放されるのでニコニコ育児ができそうですよね。
ママも赤ちゃんもハッピーになれるベビーサイン、思ったより手軽にできるのでぜひ一度チャレンジしてみてください。一生懸命ベビーサインをしてみせる姿は本当に可愛いですよ!!
それでは、また。
★オススメ書籍